炭の種類と火起こし

幸福の羊

2020年03月21日 00:49

キャンプ場で必ず見掛けるのが炭の火起こしに苦労しているお父さん(グルキャンでお兄さんの場合もありますが)、何時まで経ってもうちわで扇いでるイメージです。
我が家のサイトを訪れて炭火が熾っているのを分けて下さいとお願いに来たので差し上げたこともありました。



我が家は炭火調理がメインとなっていて、卓上でのユニセラ TG用とダッチオーブンを載せるファイアーグリル用の炭を熾さなければなりません。

デイキャンプは火起こしに割く時間も限られます。

火起こしで苦労する主な原因は炭の種類だと思っています。
でも上述の苦労しているお父さん達はチャコスタ使ってないからかも知れません。

焼肉屋や焼き鳥屋で「当店は紀州備長炭を使用しております」のポスターや看板を見て、炭といえば備長炭だな…と刷り込まれちゃうのはしょうがないことです。
ましてや普通にアウトドアショップやホームセンターで購入できるんですから罠に嵌るのは当然のこと。
この備長炭、価格が高いのと火が付きにくいのを除くと、無臭で、燃焼時間が非常に長く、炎が立たず火力が安定している優れた炭なんです。
でも、火起こしが超難しく、爆ぜることも多いため、キャンプで使うにはテクニックと覚悟が必要です。

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炭は大きく分けて木炭、黒炭、白炭、成形木炭、着火加工成型炭、豆炭があります。

木炭(マングローブ炭)
木材を蒸し焼きにし炭化させて作る炭で、もっとも一般によく知られているバーベキュー用炭です。


エーワン A-1 バーベキュー木炭(切炭)


黒炭(切り炭)
原料はナラやクヌギ、低温焼成でゆっくり冷却されて作られもの国内では最も生産量の多い種類です。


社団法人岩手県木炭協会 岩手切炭 なら堅1級


白炭(備長炭)
原料はウバメガシやアラカシ、高温焼成で窯の外に出し素灰を掛けて急冷させて作られるもの備長炭などの高級な炭です。


BUNDOK(バンドック) 業務用成型備長炭
キャンプ/バーベキュー用


成形木炭(オガ炭)
おが屑やヤシガラなどを加圧成形して炭化させたものを粉砕後、炭の粉へ粘着剤を添加して製品の形に成形したものです。


キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) オガ備長炭 2kg入


着火加工成型炭
着火剤付きの成形木炭です。


ロゴス(LOGOS) エコココロゴス ラウンドストーブ 2


豆炭
石炭や木炭などを混ぜて豆状に成形した固形燃料です。


キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 着火 豆炭


爆跳とは
炭の中の木炭ガスや不純物、水蒸気が急速に熱せられて拡張し、逃げ場がなくなって炭を押し割って爆発する現象で、炭の破片や火の粉が飛び散るので非常に危険です。
特に炭が熾きているところに炭の継ぎ足しをする場合に発生しやすいです。

炭にも色々あり、キャンプスタイルに合った炭選びが大切なんですね。

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