大きな薪が使えてピザも焼ける焚き火台 Belmont TOKOBI

幸福の羊

2024年03月30日 09:43

キャンプ飯を中心とした我が家のキャンプですが、ここに至って本格的な調理用焚き火台が欲しいとの誘惑に負け、以前から目を付けていたBelmont TOKOBI Full Setの購入に踏み切りました。



購入の理由
我が家には炭火専用の調理用焚き火台として長らく愛用しているUNIFLAME ファイアグリルや、観賞用焚き火台として2次燃焼を楽しむSolo Stove Titan、軽量で簡易なWAQ Bonfire Stand、黒皮鉄の炎鑑賞用RobSnow Rabat PITAGORA BASE限定と揃っていますが、Solo Stove Titan以外はそれなりに稼働しています。
どうせ焚き火をするならその熱源をキャンプ飯の調理に使わないのは勿体ないという思いから五徳が装備されているRobSnow Rabat PITAGORA BASE限定を何度か調理用焚き火として使用していますが、如何せん黒皮鉄製の超重量級焚き火台なので毎回持ち出すのには躊躇があります。



そこで毎回持ち出せる本格的な調理焚き火台を基本理念に見出したのがBelmont TOKOBIです。



Belmont TOKOBIは頑丈な18-8ステンレスの脚付きフレームに目の細かいメッシュシートを組み合わせた本体重量2.2㎏と比較的軽量な焚き火台、薪量5㎏以下、ワイヤーシェルフ1段につき8㎏の耐荷重があるので我が家で最も重い調理器具のUNIFLAME UFダッチオーブン8inch(約4.2㎏)も使用可能なのと、Belmont TOKOBI Full Setであればオプションとなっているステンレス網、ステンレス網(L)、アイアンプレート(側板付き)、サイドカバー2個セットなど焚き火調理に必要なものが纏めて手に入るので購入を決めました。

Belmont TOKOBI Full Setの仕様

焚き火台 TOKOBI
使用時サイズ:約415×460×320㎜
収納時サイズ:約260×460×60㎜
重量:約2.2kg
材質:18-8ステンレス、収納ケース/ナイロン

ステンレス網
サイズ:約358×165㎜
重量:約320g
材質:18-8ステンレス

ステンレス網(L)
サイズ:約358×225mm
重量:約428g
材質:18-8ステンレス

アイアンプレート(側板付き)
サイズ:鉄板/約402×225×板厚2.3㎜、側板/約210×195㎜×2枚
重量:鉄板/約2kg、側板/約315ℊ×2枚
材質:ブルーテンパー材、18-8ステンレス

サイドカバー2個セット
サイズ:約165×210㎜(1個)
重量:約115g(1個)
材質:18-8ステンレス

使用した感想
自分が考えるBelmont TOKOBIの最大の特徴は、火床となる18-8ステンレス製のメッシュシートだと思います。
当然ですがメッシュシートは通気性が良く、火床に載せた薪の下から多くの酸素を供給することで燃焼効率に優れ大き目の薪でもしっかり燃えてくれます。
また焚き火の上での調理に加え、メッシュシートによる熱伝導率のよさで焚き火の下方向にもしっかりと熱が伝わり、本格薪グリルとしてピザやグラタン、焼き魚などの調理が可能となります。
メッシュシートの網目も細かいので、灰がふるい落ちてくることもほとんどありません。
我が家のWAQ Bonfire Standも例外ではありませんが、メッシュシートタイプ焚き火台の弱点は耐荷重の低くさと安定性の悪さ防風性能が皆無なところです、Belmont TOKOBIは18-8ステンレスの丈夫なフレームに囲われたシンプルな見た目ながら総耐荷重は21㎏と耐久性も安定性も抜群で、サイドカバーの装着により防風性も兼ね備えた焚き火台となっています。



下段と上段で高さ調整ができるワイヤーシェルフにステンレス網、ステンレス網(L)、アイアンプレートを引っ掛けることで火加減を変えながらの調理が可能となります。
またサイドカバーを装着してアイアンプレートをぶら下げれば本格薪グリルとして使えます。
もちろん熱源は薪だけでなく炭火も使えるので料理のバリエーションが豊富になります。



アイアンプレートは板厚2.3㎜のブルーテンパー材(通常の黒皮鋼板を酸洗処理したのち2回も焼き入れ工程を行っている高級な素材で錆び難く熱効率に優れている材質)で、細かい凹凸で油なじみが良くステーキや焼き肉に適していますが、単体で重量2㎏と重いのが玉に瑕です。
また付属の側板は風防も兼用するので風に弱いメッシュシートで重宝します。



火床のサイズは約40㎝の幅があるので長い薪も使用できますが、サイドフレームにサイドカバーを取り付けると炭が横から落ちるのを防いでくれる代わりに薪のサイズは限られてしまいます。



焚き火台の組み立てはメインフレームの脚を広げてメッシュシートをフレーム両サイドに引っかけるように装着後、左右両端の穴に外側へ開くようにワイヤーシェルフを差し込むだけ、オプションのサイドカバーやステンレス網、アイアンプレートも簡単に装着できます。

焚き火の片付けも簡単で、耐熱グローブの着用しメッシュシートを外して両端を挟み持ち火消し壺や灰捨て場に捨てるだけ、組み立ての逆に取外して収納ケースに仕舞えば完了です。

Belmont TOKOBI タフトート
Belmont TOKOBI Full Setの総重量は5.5㎏超え、本体2.2㎏用の収納ケースでは耐久性に不安がでるのは仕方がないですが残念な点です。
そこでTOKOBIの専用収納ケースのBelmont TOKOBI タフトートを購入しました。



Belmont TOKOBI タフトートの仕様

サイズ:約470×280×70㎜
重量:約350ℊ

材質:本体/塩化ビニール樹脂・ナイロン、バックル/プラスチック


その名の通り耐久性のある生地でタフに仕上げてあるTOKOBIの専用収納ケースです。
内側にはアイアンプレートが収納できるポケットがありアイアンプレートを傷から守ってくれます。
蓋(形状的に使い難い)も付いているので輸送時にオプションパーツが飛び出すことはありません。
ただBelmont TOKOBI Full Setを収納するとバックルがきつい感じなのと持ち手がちょっと短いと思います。

我が家にBelmont TOKOBI Full Setが加わったことで今後2軍落ちとなる焚き火台が出そうですが、このBelmont TOKOBI Full Setは使い勝手の良さからコンスタントに出撃できる焚き火台になると思います。

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