ローチェア ショートの上質な座り心地を感受する

幸福の羊

2021年04月24日 09:38

snow peak開発者が完璧な構造をしたプロダクト"奇跡的なチェア"と評価し、快適に座るために計算し尽くされた設計と手が触れるアームレスト部分に天然木を使い、アウトドアだけではなく室内にも似合う場所を選ばないデザイン性の高さを持ち、2010年にグッドデザイン賞を受賞したsnow peak ローチェア30の遺伝子を受け継ぎ進化したのがsnow peak ローチェア ショートです。



買い替え理由
以前使用していたFIELDOOR ポータブルチェア ハイバック T/Cは、頭まで預けることが出来てハンモックのような座り心地が気持ち良かったのですが、フレーム組み立て式で剛性に難があり座った状態から(前後左右に)体重移動するとバランス(姿勢)を崩し易く、本体重量の軽さが仇になり風で簡単に倒れたり、立ち上がる時も膝裏が当たってよく倒しました。
その前に使っていたキャンプチェアColeman リーフィーチェアも風で倒れたのに気付かず腰掛けようとしてフレームが折れて(幸い怪我は負いませんでしたが)買い替えたので、コンパクト軽量チェアも良し悪しだと思います。
フレームに座面をセットするのにもある程度腕力が必要なので妻には組み立てられません。
天然木のアームレストが付属している割にはコンパクトに収納できたのですが、車の積載量に余裕があるので特にメリットになっていませんでした。



購入した理由
snow peak ローチェア30を妻が気に入っており前回買い替え時にも候補に挙がったのですが、価格面でFIELDOOR ポータブルチェア ハイバック T/Cの2倍以上開きがあったことから購入には至りませんでした。
しかし上述の理由から妻からのキャンプチェアの買い替え圧力が高まり、テーブルとチェアは妥協しない方が良いとの教訓を得てSnow Peak LaLaport TOKYO-BAY[関連記事]snow peak ローチェア ショート アイボリーの購入に至りました。



snow peak ローチェア ショートの仕様

サイズ:580×650×690(h)㎜
座面高:300㎜
収納サイズ:160×180×840(h)㎜
重量:3.4㎏
セット内容:本体、収納ケース

材質:アルミニウム、天然木(チーク)、ステンレス、ポリエステル



使用した感想
アイボリーのシートと黒く塗装されたフレームのコントラスト、天然木(チーク材)が使われたアームレスト付き(座面の高さが地上高30㎝の)ローチェアとしての形状が美しいsnow peak ローチェア ショートですが、収納性と重量を除けば理想的なキャンプチェアだと思います。

重量があるので安定感は抜群、座ったまま後方の収納ボックスに手を伸ばす際に身体を捻っても安定性を失わず(姿勢が崩れてこけそうになることもなく)、風で飛ばされたり倒れたりすることもありません。
前かがみになった際にも作業しやすく自然な体制がとれるので、調理や食事時も快適な姿勢を保てます。
寛ぐときも腰が深く収まり足を伸ばしてソファ感覚で座れ、アームレストに肘を預ければ極上の座り心地を体感できます。
秀逸だと思たのが、前脚が地面に食い込まないよう平たく広げてあるところですか、今迄使っていたコンパクトチェアは丸型で柔らかい地面にどんどん食い込み安定感を損なっていましたが、「ローチェア ショート」は1日使っても問題ありませんでした。



シートについて
色がアイボリーということで汚れが目立ちそうですが、シートの生地は通気性に優れたポリエステル製で、水濡れや汚れに強く、もし汚れてしまってもさっと拭き取ればすぐに綺麗になります。
また生地に(オーバースペックな程)厚みがあり必要以上に身体が沈み込むこともなく安心感があります。
シートは取り外し不可能ですが、snow peak直営店のスタッフに確認したところ5,000円程度の費用で交換可能とのこと、落ちない汚れや経年劣化で摩耗しても交換可能なら末永く使えます。

アームレストについて
アームレストはsnow peak IGTスリムの天板と同じ高級材として知られるチーク材が使用されているので、我が家のIGTスリム(snow peakのHPでも関連商品の位置付けで扱われているので)との親和性は抜群です。
座面高が低いローチェアーでは立ち上がるときにアームレストの存在は(腰痛持ちなら特に)有難いですし、肘を置くことで肩や腕が弛緩して寛ぎ感が増すので必須装備だと思っています。
メンテナンスとしてIGTスリムの天板同様、アームレスト(チーク材)に蜜蝋を塗り込んでいます。



ポケットとDカンについて
snow peak ローチェア ショートには背面にポケットとDカンが付いています。
置き場の困るスマホや手袋などのちょっとした小物を収納するのにポケットは便利ですが、タイトな作りなので嵩張る物を入れると背中にあたり座り心地に影響します。
Dカンは収納ケースを引っ掛けるのに便利ですが、snow peak ほおずきをぶら下げるのもお洒落だと思います。

設置と収納について
中央収束タイプの折り畳み(フォールディング)収納システムになっていて、背もたれの角と座面の角を対角線上に持って外側に広げることで設置が完了、その逆に中央へ向けて縮めれば収納状態になり、とても簡単に力も要らず短時間で設置と収納ができます。

収納ケースについて
本体重量3.4㎏を収納するには多少華奢な感じですが、snow peakらしく細かい配慮がなされています。
収納サイズは幅160×奥行180×高さ840㎜とコンパクトではないですが、ショルダーベルトが付属しているので持ち運びに便利です。
収納ケースはくるくる丸めて収納ケース内側のベルクロ付きベルトで固定するとコンパクトに収納でき、付属のフックをsnow peak ローチェア ショート背面のDカンに引っ掛けて保管できます。

キャンプチェアを4回買い換えた我が家の結論として、オートキャンプで車載スペースに余裕があるならフレームパーツが分割されるコンパクト重視の組み立てチェアより、大きくても組立不要の折り畳み(フォールディング)チェアの方が圧倒的に設置と片付けが楽で安定感があり快適に寛げるとの考えに至りました。

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