芝生を綺麗に敷いているキャンプ場では、焚き火等で芝生が焦げるのを（芝生の管理は芝の植え替え芝刈り育成と大変ですから）嫌い、焚き火台の下に用意された木板やコンクリートブロックを敷くように指示されるところもあります。



もちろん設営時に前のキャンパーが焦がした芝生などがあると気分の良いものではありませんから、我が家でも焚き火台の設置、運用には注意していますが、それでも不慮の事故はあります。
そこでリスク軽減のため焚き火用シートを購入しました。



購入した理由
購入したのはZEN Camps 焚き火シート、耐熱温度550℃のグラスファイバー製耐火シートでサイズが95×60㎝と大きくUNIFLAME ファイアグリルも楽に収まるサイズ、四隅にハトメがありペグで固定可能なので風で飛ばされる心配もなし、WAQ Bonfire Standなどのメッシュシート式焚き火台は全方向に熱を放出するので地面への影響も大きく使用するなら必須アイテムだと考えました。
同一価格帯のLOGOS 焚き火台シートも考えたのですが、ハトメが取れる、縫製の糸が熱で切れて解ける、といったレビューが散見しているのが気になり、比較対象のZEN Camps 焚き火シートは、ハトメはシートが三重に折り重なっている部分にカシメられており強度が高く、縫製の糸も難燃性仕様、ガラス繊維特有の手に感じるチクチク感が低減されていて敏感肌のユーザーにお勧め、などの対策が施されているのが好印象でした。




使用した感想
注意していても炭の破片や火の粉、熾きた木片などが地面に落下するし、焚き火台からの放射熱はどうすることも出来ません。
とくにチャコスタからUNIFLAME ファイアグリルやUNIFLAME ユニセラTGに熾きた炭を移動させるとき、ダッチオーブンの蓋上に炭を積載するときにこぼし易いです。



焚き火台の下にZEN Camps 焚き火シートを敷いて置くだけで地面へのダメージを軽減できると考えれば、焚き火マナーとして良い買い物をしたと思います。
グラスファイバーというガラス繊維で作られているため素手で触ることが推奨されていないのですが、焚き火台周りのキャンプギアは皮手袋をして扱うものが殆どなので問題ないと思われます。
ZEN Camps 焚き火シートはワイドサイズの95×60㎝、UNIFLAME ファイアグリルを載せても余裕があります。
軽量で折りたためるので収納面も問題ありません。
まぁ地面に敷くものですし綺麗に使うものでもないのですが、実際に熾きた炭かすを落としても焦げるようなことはありません、さすが耐熱温度550℃といったところでしょうか。

ZEN Camps 焚き火シートを敷くだけで直火禁止キャンプ場の地面を焦すといったマナー違反を未然に防げるので、心理的にも余裕が生まれ、より楽しくキャンプが出来ると思います。

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