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デイキャンプが楽しくないわけがない

千葉県でデイキャンプを楽しむ夫婦の記録です。

焚き火用のフライパン COCOpan モーニング

   

焚き火の炎で豪快にステーキを焼く、キャンプならではの調理方法ですよね。
我が家でも大型の焚き火台RobSnow Rabat PITAGORA BASE限定を導入してから焚き火調理に興味が湧き、焚き火で使用することを前提としたフライパン(鉄板)を探していました。

極SONS COCOpan モーニング23㎝

我が家所有のキャンプ用フライパン&スキレット
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    サイズが縦24ⅹ横13ⅹ高さ5.3㎝の楕円形で取っ手がなく(左右に突出した掴みはある)、名前の通り調理後は深皿として使えるスキレットです。
    主にアヒージョ、コーンバターなどの調理に使用し、そのまま卓上に並べます。
  • UNIFLAME ちびパン[関連記事]
    直径16.3ⅹ高さ3.5㎝の小型フライパンで黒皮鉄板1.6㎜と厚みは十分ですが取っ手が8㎝と短いのが難点(調理直後は過熱して持てない)です。
    酒の肴になる少量の炒め物などの調理に適し、小さいのでそのまま卓上に並ぶこともあります。
  • 小笠原陸兆×栗原はるみ 南部鉄器 蓋付きミニパン 19㎝[関連記事]
    直径19ⅹ底径11㎝で蓋込み2,235ℊと南部鉄器の本格的なスキレットです。
    チキンソテー、ハンバーグ、白身魚のポアレなどメイン料理に使用しています。

極SONS COCOpan モーニング23㎝

全て鉄製で焚き火での使用が可能ですが、取っ手が無いかあっても短いため耐熱グローブ必須で(焚き火での)使い勝手がいまいちな感じ、また小笠原陸兆×栗原はるみ 南部鉄器 蓋付きミニパン 19㎝は直径の割に丸みが強く底径11㎝とUNIFLAME ちびパンと同程度で、標準的なハンバーグを2個並べると余裕が無くなります。

購入した理由
そんな訳で焚き火で肉塊を焼くことを念頭に置き、底面が大きいものをと考えました。
巷では分厚く武骨な鉄板が流行っていますが、余りにも特化し過ぎていて(ソロキャンなら有りだと思うが)汎用性に疑問があります。
そこで目を付けたのが極SONS COCOpanの鉄製フライパンです。
ベーシックシリーズはその名の通り普通のフライパン形状なので直径22㎝でも底径13.5㎝しかありませんが、モーニングシリーズだと直径21㎝で14.5㎝、23㎝だと16.5㎝、26㎝なら19.5㎝も底径があり、フライパンというよりプレート皿に近い形状で、底面からの立ち上がりが緩く高さがありません。
朝食プレート(目玉焼き、ベーコン、パン)からの連想でモーニングの名称なのでしょうか、まぁビジュアル的にも納得できるネーミングです。

極SONS COCOpan モーニング23㎝

選んだのは極SONS COCOpan モーニング23㎝、有効底径が16.5㎝あれば大抵のステーキ肉はそのまま焼けるし、ハンバーグ2個焼いてる横で付け合わせの野菜を炒めることも出来そうです。
またモーニング21㎝と23㎝には底の厚さに違いがあり、21㎝の1.6㎜に対し23㎝は2.0㎜となっています。
鉄板が厚い(ちなみに極SONS COCOpan プレミアの底の厚さは3.2㎜となっています)ほど蓄熱性が良く、食材に均一に熱が伝わるので失敗なく美味しく焼けますが、その分重量が増すトレードオフがあります。

極SONS COCOpan モーニング23㎝の仕様

サイズ:直径/23㎝、底径/16.5㎝、高さ/2.3㎝、底厚/2.0㎜

重量:516g
満水容量:0.7ℓ

素材:本体/鉄(冷間圧延磨き鋼板)、本体の表面仕上げ/特殊熱処理(窒化鉄)


極SONS COCOpanの特徴
鋼板製フライパンで有名なリバーライト社株式会社ここのコラボレーションで誕生したのが極SONS COCOpan、安心安全の国内産でシリアルナンバーが付番されたプレートが付いています。
極SONS COCOpan最大の特徴が取っ手のとれる鉄製フライパンであること、我が家もT-falを長年愛用して取っ手がとれるメリットは実感していますが、重ねて収納できればスペースを取らず、邪魔な取っ手がないと調理後そのまま食卓に並べられるので温かい状態で食事ができて洗い物も減ります。
鉄製フライパンなのに空焼き不要でお手入れが簡単、オール熱源対応、高耐久性高熱伝導等、その優秀さはアウトドアでも発揮されると思います。

極SONS COCOpanのお手入れ
極SONS COCOpanはサビ止めの塗装がされていないので面倒なシーズニングが必要ありません、その代わりに一般的な鉄製鍋と同じように購入直後や長期不使用の場合は油慣らしを行います。
油慣らしは、流水で洗って乾燥させた後、中火で3分加熱し一旦火を止め、触れられる温度に冷めたらサラダ油を鍋に注ぎ、全体に油を行き渡らせたら弱火に4分掛け、油をオイルポットに戻し、鍋が冷めたら拭き取ることでフライパンに油を馴染じませ焦げ付き難くする作業です。
また調理前の作業に油返しがあり、中華料理屋で中華鍋を使う時に熱した鍋にお玉一杯の油を入れて鍋全体に油を馴染ませた後、油を戻して調理を開始するのを見たことがあるでしょうか、この行為が油返しです。
使用後はたわしなどを使い水またはお湯で汚れを洗い流して乾かすだけです。

極SONS COCOpanは窒化加工(航空機や自動車のサビ防止に用いられてきた表面加工技術を応用して鉄の表面を窒素で硬化させ高い耐腐食性と耐摩耗性を持たせる加工)されているので、油慣らし油返しを頻繁に行わなくても大丈夫、特にキャンプ場で油返ししても油の戻し場所の困るし、水洗い後の拭き取りや空焚きもいらず自然乾燥でも錆び難いのが有難いです。
といっても全く錆びないという訳でもなく、錆が浮いたら油慣らしをすれば復活します。

やはり径が大きいフライパンなので五徳が小さいものやガス缶が直結しているシングルバーナーでの使用は安定性や輻射熱を考慮した対策しないとお勧めできません。

極SONS COCOpan モーニング23㎝

極SONS COCOpanの持ち手
極SONS COCOpan モーニングには取っ手がなく調理中や調理後にフライパンを持ち上げるのに不便なので別売りの極SONS COCOpan持ち手平型(パングリッパー)も合わせて購入(モーニング以外は極SONS COCOpan持ち手L型が適合)しました。

極SONS COCOpan持ち手平型の仕様

サイズ:190㎜
重量:190ℊ
素材:鉄(ニッケルメッキ仕上げ)

見た目は工具(やっとこばさみ)で重量感があり頑丈そう、挟む面積が大きいのでしっかり保持されますが、これで鍋を煽ったり(モーニングの形状ですることではないですが)するのはちょっと怖いかも、COCOpan以外の平らな鉄板にも流用できそうです。

極SONS COCOpan モーニング23㎝

使用した感想
直径23㎝はキャンプに持ち出す調理器具としては最大級ですが、取っ手がないお陰でそれほど嵩張りません。
自宅で油慣らしを行ってから(油慣らしの過程で油膜模様がフライパンの周りにこびり付き見た目が悪いですが、鉄製の調理器具を育てる工程と考え落とさず使います)キャンプに持ち出し、早速焚き火の洗礼を受けて貰いました。
初お披露目なので豪華ステーキ調理でのデビューとなりましたが、底径が16.5㎝で大きさも丁度良く、油慣らしの成果か肉が鉄板にこびり付くこともなく美味しく焼くことが出来ました。

今後、焚き火専用フライパン極SONS COCOpan モーニングで、焚き火調理のレパートリーを増やしていきたいと思います。

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この記事へのコメント
こんばんは、ランキングから来ました。
焚き火用のフライパンは、
おやじキャンプ飯に影響され中華鍋を使っています。
ただ取っ手がないので焚き火用のセーム皮の手袋をしながら
フライパンを振ってます(笑)
COCOpanは取っ手も別にあるので便利だと思います。
参考になりました。
賀茂左近
2022年05月16日 20:21
賀茂左近さん、コメントありがとうございます。
おやじキャンプ飯を見ていると焚き火と中華鍋の相性の良さを感じます。
私なりにミニマムキャンプを目指しているので大きい中華鍋や流行りの極厚鉄板(これは小さいですが汎用性に欠けるので)ではなく取っ手の取れるCOCOpanを選択しました。
焚き火をやる際にCOCOpan何度か使っていますが使い勝手はすこぶる良いです。

幸福の羊幸福の羊
2022年05月16日 22:21
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